Le Journal de Aaaaatchoum

サロン・デュ・リーヴルには行けなかったけれど

Le 19 March 2009 | Uncategorized | par Mari

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楽しみにしていたサロン・デュ・リーヴルは、風邪のため断念。別に行こうと思えばいけたのだけれど、人込みで悪化するのも嫌だったので……。サロンのオフィシャルサイトで見たら、出展出版社リストに私のお気に入りのMemo社の名前もなかったし。でも、近所の書店Dedaleのショーウィンドウに目を惹く絵本を発見。よくよく見るとMemo社の新刊でした。Mon premier livre de contes et de comptines。ポーランド人の作家Franciszka Themersonの1947年に発行されたMy First Nursery Bookの仏語版です。味わいあるユーモラスなイラストがとっても魅力的。しかし、在庫してあった本の製本が悪いのか、カバーが異常に反っていて購入にはいたらず。近日中に別のところで探すことに。代わりにといっては何だけれど、ベルギー在住の若手仏人作家Gwénola CarrèreのABC des petites annoncesを購入。色鮮やかなぬくもりあるタッチのイラストが気に入りました。偶然にも、今日から5月29日までパリのIllustrissimoというギャラリーにて個展が開催されます。これは行ってみなくては!
Illustrissimo
70, rue de la Folie Mericourt 75011 Paris

くじらのオブジェとくじらのカフェ

Le 15 March 2009 | Uncategorized | par Mari

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今日はホントにポカポカ陽気で気持ちいい日曜でした。久しぶりに行った蚤の市の帰りに、近所のジャルダン・デ・プラント公園に寄ってみることに。気持ちいい陽を求めてやってきた人たちでごった返してました。それにしても、ベビーブームと言われるフランス。ホントに子どもや赤ちゃんだらけでした。私も数ヵ月後にはベビーカーを押して来るんだな~と、そんな目でいろんなファミリー観察。
でも、いちばん私の目をひいたのは、くじらの大きなオブジェ。Meccanoでできてました。これまたたくさんの人が記念撮影。写真に写ってる女の子。お母さんに写真を撮ってもらってるはずなのに、私のカメラにカメラ目線。かわいい。
帰りは、園内のカフェBaleine(くじら)にて小休憩。最近はやりのカフェ・グルモン(小さなお菓子とコーヒーのセット)をいただきました。もちろん私はカフェインなしの、デカフェ・グルモン。

Merci !

Le 14 March 2009 | Uncategorized | par Mari

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ホワイトデーということで、家人にかわいいお花をもらいました。ラッピングはMerciとスタンプの押された素朴なクラフト紙に麻の赤い紐。この「Merci」、ボンポワンが新しくオーベルカンフ付近に作った大きなセレクトショップ。家具、雑貨、洋服、子供服、花、カフェがあるそうです。実は私はまだ行ってませんが、すごく素敵だそうで、近々のぞいてみたい。
Merci
111 Boulevard Beaumarchais
いつものように、お花の匂いに誘われて毛むくじゃらさんがやってきました。

サロン・デュ・リーヴル2009 キャラクターは黒い仮面?

Le 08 March 2009 | Uncategorized | par Mari

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黒い仮面の絵が気になる、と思っていたら、一年に一度パリで行われるsalon du livre(本の展示会)のポスターでした。オフィシャルサイトのヴィデオでは、彼がたくさんの本の中をかけめぐってます。家人によると、この黒い仮面、本だそうです。ほーぅ。にわかせんべいを思い出したのは私だけ…?

マロノさん、ごちそうさま。

Le 07 March 2009 | Uncategorized | par Mari

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先日買っていたマロノさんのマロンクリームの出番がやっときました。抹茶を入れたスポンジケーキにマロンクリームとローストしたクルミを入れて巻いてみました。スポンジ生地が硬くなり、いつも失敗していたロールケーキ。ネットでしっとりめの生地のレシピを見つけ、フランスに来て初めて成功しました。うーん、ふんわりおいしい!しっとりの秘密はヨーグルトとコーンスターチ。
でもこの写真、なんでケーキの右端が切れてるの?……気にしないでください。

プレ初節句

Le 04 March 2009 | Uncategorized | par Mari

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北海道に住む友人Iちゃんから、小さな小包が届きました。お腹の赤ちゃんへの小さなお雛様とお雛様の金太郎飴。金太郎飴は私がいただきます~。私は、パリで簡単に手に入る材料でちらし寿司を作りました。お祝いなので、贅沢にうなぎの蒲焼ものせてみました。うーん、お祝いごとは楽しいな。

第一日曜日の過し方

Le 02 March 2009 | Uncategorized | par Mari

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第一日曜日といえば、国立の美術館が無料の日です。知ってはいたのですが、渡仏9年にして初めて行ってみました。選んだのはケ・ブランリー美術館。がんばって昼前に到着したので、まだそんなに混んでず。敷地内に入ると枯葉色の庭園が広がります。これもジャン・ヌーヴェルの演出なのか?と思ったけれど、春夏は緑の庭園のようです。庭園の上にそびえ立った建物も中もとてもシックで、世界から集められたプリミティブアート作品とうまく調和してました。
鑑賞後はCafe Branlyでランチを取ることに。ランチセットは、中国の旧正月を意識した中華系(頼んでないのでどんなものか不明)だったり、キヌアやポレンタなど、ちょっと外国を意識したメニュー。私はポレンタのカヌレを選びましたが、想像以上に美味しくて感動。おすすめです。食後に頼んだコーヒーには、Mayaという名のビスケットがついてました。マヤ文明のピラミッドの形だったりするのかなと思ったけれど、普通のスペキュラスでした。これはMayaというベルギーのフェア・トレードのメーカーのもので、おいしかったです。

1938年からがんばるマロノさん

Le 26 February 2009 | Uncategorized | par Mari

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先週からEspace Champerretで行われている古本市に行ってきました。パリのはずれの寂しいところにひっそりとあるのですが、最近入口を改装したようで(中は変わらず……)、明るくきれいになっておりました。今回手に入れたのは、小さな絵本1冊とこのクレモン・フォジエのマロンクリームのレシピ小冊子。先日マロンクリーム入りのロールケーキを作ろうと思い立ち(未実現)、買っておいたチューブのクリーム。このパンフレット(たぶん50年代のもの)を見るとあまりデザインが変わってないのですね。キャラクターのマロノさんもちゃんといます。このクリームの使い方で有名なのは、フロマージュフレにかけてデザートにするというもの。シンプルなのですがとってもおいしいです。

ダンゴ君を見たあとレ・ココットへ

Le 21 February 2009 | Uncategorized | par Mari

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家人の関係で、フジコ・ヘミングさんの個展を見にギャラリーARCKへ。猫が描かれた版画が気に入りました。猫のぽってりとしたフォルムとか微妙な表情とかいいです。中でもダンゴ君という野良猫が印象に残りました。この展示のスタッフの中に、ダンゴ君が描かれた帯を巻いてらっしゃる着物の方がいて、これは市販品?気になるところです。
ここの後は、前々から気になっていた、カウンターのみのSTAUB鍋料理の専門店Les cocottesへ。日本人客がめちゃくちゃ多いわけでもなかったけれど、日本語メニューがありました。結構かわいい字で書かれていて、厨房にいた日本人のキュイジニエの方によるものでしょうか?多くの料理(前菜からデザートまで)が小さなSTAUBの鍋に入って出てくるのが、なぜかワクワク楽しかったです。もちろんお味もいけました。サービスのスタッフは二十歳ぐらいの若手さんばかりでしたが、感じがよかったです。連れが頼んだコーヒーに付いていたポワラーヌのスプーン型ビスケット、私にもひょいっとくれました。

Ricky

Le 17 February 2009 | Uncategorized | par Mari

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久しぶりに映画を見てきました。フランソワ・オゾンの「Ricky」です。羽根の生えた赤ちゃんRickyとその家族のお話。舞台は寂しい郊外の街で、主人公カップルが働くのは殺風景な工場。唯一赤ちゃんのお姉ちゃんを演じるメリュジーヌ・マヤンスがかわいくて、それが救いでした。ストーリーはハッピーエンドなのはいいのだけれど、いまいち共感できない感じ…。
そんなこの映画の話を、いつも髪をカットしていただいているTさんにしたら、Tさん夫妻、オゾン監督の前々作品「ぼくを葬る」という映画に30秒ほど登場していたそう。重いテーマだったので、ついつい見逃していました。今回の「Ricky」とは反対の死がテーマの作品、近いうちに見てみます。