遠くに感じていた近い国
昨日の夜、友人がアシスタントを務めたというドキュメンタリー「Noire Promesse(黒い約束)」がFrance 5局で放映されるというので見てみました。主人公は、二つの国に挟まれつつも、生き生きと暮らす魅力的なアフリカ系フランス人女性達。今まで遠い国の人達という思いがあったけれど、私と同じ今を生きてる女性なのだなと、当たり前のことを再確認したのでした……。
そういえば、マルジャン・サトラピのマンガ「ペルセポリス」は、イスラム圏の人達への先入観を変えてくれました。主人公(作者)が同じぐらいの年齢ということもあって、共感できることがたくさん(彼女が裕福な家庭で西欧風な暮らしをしていたことにもよるのでしょうが)。
二つの作品に共通するのは、作者が女性で、ドラマチック過ぎない視点であるということ。機会があればぜひ!
「ペルセポリス」は日本語にも翻訳されているようです。フランスでは6月27日からカンヌで審査員賞を受賞した映画が公開。なんと声は、カトリーヌ・ドヌーヴとキアラ・マストロヤンニの母娘共演。サントラでは、「Eye of the tiger」をキアラ・マストロヤンニが歌っているそう。今から楽しみです。
上の写真は全く関係ないAxe Riverboy、Syd Matters、Of Montrealの終わってしまったコンサートのポスター。