仏版岩波少年文庫?
昨年創刊150周年を迎えた仏版岩波少年文庫のようなシリーズ“ビブリオテック・ローズ”。小学低・中学年向けで、もう少し親しみやすい内容。もう少し後に(1924年)創刊されたシリーズ“ビブリオテック・ヴェール”は小学高学年向けでクラシックな内容。ビブリオテック・ローズ創刊150周年を記念して、人気の4冊がボックスに入ったセットが発売されてました。「ちっちゃな淑女たち」セギュール夫人(1970年に三島由紀夫訳文監修で小学館から発売されていたようです)、「ル・クラブ・デ・サンク(フェイマス・ファイブ)」「ウイウイ(ノディ)」イーニッド・ブライトン、「少女名探偵ファントメット」ジョルジュ・ショーレの4作品です。今はソフトカバーになってしまった装丁も、ハードカバーで作られ、紙はザラっとしいて、わざと褪せた感じにしてあります。これで、半分くらいのかわいいミニチュアサイズときたら、心揺らぎます。
今日いつもどおりAちゃんとフランス語と日本語の交換授業をしたのですが、次回からの教材に進められたのが、この「ル・クラブ・デ・サンク」。私の仏語は小学低・中学年レベルのようです……。