悪いお手本
アッチュムではおなじみの子ども雑誌「Jeunes annees」。これはちょっと古めの1955年のもの。今週の蚤の市で見つけました。私が気になったのは、やってはいけないことがたくさん描かれたページ。右上はペン先やコンパスを振り回すアリーヌや定規で脅すエルネスト。左下は馬にパンをやろうとしてかまれたり、いらだつ馬に蹴られる不注意なポポール。右下は服から煙がモクモクしてる女の子。まじめな内容なのだけれど、ホンワカした微妙なイラストが笑えます。
アッチュムではおなじみの子ども雑誌「Jeunes annees」。これはちょっと古めの1955年のもの。今週の蚤の市で見つけました。私が気になったのは、やってはいけないことがたくさん描かれたページ。右上はペン先やコンパスを振り回すアリーヌや定規で脅すエルネスト。左下は馬にパンをやろうとしてかまれたり、いらだつ馬に蹴られる不注意なポポール。右下は服から煙がモクモクしてる女の子。まじめな内容なのだけれど、ホンワカした微妙なイラストが笑えます。
ラ・シネマテーク・フランセーズでのジャック・タチの展示を見に行ってきました。タチの映画の中に入り込んだような内装がとってもよかったです。展示されてるものは、映画に出てくるグッズ、写真、映像、エスキースなどなど、みごたえたっぷり。先日行った104ソンキャトルよりおすすめです。こちらでも、アルペル邸の模型(さらに小さいもの)が見れます。右下の写真は、子ども向けアート雑誌DADAが制作したかわいいタチすごろくが描かれたパンフレットです。
ムッシュ・アルペル邸、早速見てきました。パリ市北東のアートセンターLe 104(ル・ソンカトル)にて。メトロを降りて、がらのあまり良くなさそうな地域を抜けた所にあり、夜一人では行きたくない感じ。でもセンターに入ると広くてきれいで心地のいい空間でした。広くてガラーンとしてるからか、元葬儀場だからか、なんだかひんやり。
肝心の展示。復元されたアルペル邸は中に入れず外から覗き込むものでした。でも結構それなりに満足。今度はラ・シネマテーク・フランセーズの展示に行ってみます。
毎週金曜日は近所のモンジュ広場の朝市に行く日と決めています。今日はえんどう豆を見つけました。でもスペイン産なので、時期にはまだまだ早いのかもしれません。初物だからか、結構売れてました。フランス人はクタクタにゆでて肉や魚料理の付け合せにするんでしょうけれど、私はやっぱり豆ご飯。もちろんちょっと歯ごたえを残します。春ですね~。そろそろ春キャベツも食べたいな。
右の写真はある公園の花壇のかかし。花で飾られた帽子がこちらも春らしくてかわいい。
ジャック・タチ展やアルペル邸復元の展示が始まると喜んでいたら、ポンピドゥー・センターでは、気になる別の展覧会が。アレクサンダー・カルダーがパリにいた時代の作品展です。「カルダーのサーカス」という映画に出てきた、サーカスの作品はこの時代に作られたもので、今回の展示でお目にかかれるそうです。私は数年前にフォーラム・デ・ジマージュの子ども用の上映会でこの映画見たのですが、ナレーションからサーカスを動かすまでをこなすカルダー氏が微笑ましいです。そして奥さんらしき方がDJ(単にレコードかけるだけ)担当していました。
映画館Cinema du Pantheonに併設されたサロン・ド・テに行って来ました。前回行ったら、予約が必要と言われ、やっと来ることができました。席はソファとテーブルが選べます。私はテーブル席を選んでいたのに、「女優のサビーヌ・アゼマさんの急な予約が入って…」と言われ、ソファの席に。お茶を飲むだけだったら、良かったのだけれど、昼食に行ったので、膝の上にお皿を乗せて食べることに。フォークとナイフで食べる洋風料理にはちょっとキツかったです。でも、割とお気に入りの女優さんサビーヌ・アゼマを見れたのでよしとしましょう。60という年齢が信じがたいぐらい若々しかったです。ここで頼んだのは、とろけるような子牛の煮込みのご飯添え。スパイスが効いておいしかった~。そんなおいしい料理を楽しんでいたら、別の席にまた別のオーラが。見てみると、なんとアヌーク・エーメが!このサロン密度が濃いです。そういえば、来ている人がみんな映画関係者に見えてしまう。8割が女性というのも気になります。
4月8日からラ・シネマテーク・フランセーズでジャック・タチ展が始まります。ジャック・タチ生誕102年(?)を祝ってだそうで…。
これに平行して、Le 104(ル・ソンカトル)というパリ市のアート・スペースで、復元された「ぼくの伯父さん」のムッシュー・アルペル邸へ訪問できます。これを制作したDomeau&Peres社のサイトでインタビューや製作過程の映像が見れます。コチラ→