ウチからエコール通りを通って、Gibert Josephジベール・ジョゼフ（大型の新･中古本屋）に向かっていると、スーパーの袋を持った人とやたらとすれ違う。「この辺にはスーパーなんてなかったはず…」「それとも私の知らないスーパーがあったのか？」「尋ねてみようか～？でも恥ずかしいな～」などと思っていたら、ジベール・ジョゼフの横に発見しました、スーパーMonoprix。ウチの近所にはなかったのに、ポイントカードを持ってたり、環境に優しい手入れ用品（？）シリーズMonoprix Vertの愛用者だったりして、うれしいかぎり。
地上階は化粧品や衛生用品とイートインコーナー。２階はオリジナルの洋服と文具や家庭用品。地下は暗めな照明がシックなお酒売り場と明るく見やすい食品売り場。オープンしたてのせいか、種類がとっても豊富。ちょっとしたお土産買うのにも良さそうです。
24 boulevard Saint Michel 75006
左はジベール・ジョゼフ前。写真では見にくいですが、歩行者信号が逆さまになってます。何があったんでしょう…？

初めてお友達のＶちゃん宅にお呼ばれしてきました。彼のＤさんがどちらかと言えば英語が得意なのと、ウチの家人が英語を勉強しているのもあって、共通の言葉は英語ということになりました。はっきり言って私は英語がとっても苦手……。が、Ｖ＆Ｄさんたちがほんわかゆったりしているので、なんとか会話についていくことができました。
そんなＶ＆Ｄ家は、最初は住める状態でなかった元縫製工場。彼らでバスルームやお手洗いやキッチンを作ったり、床を板張りしたり、手作り感が魅力的な素敵な住まい。と、いろいろ観察していたら、お手洗いに不思議な矢印が。聞いてみると、洗面台の蛇口が壊れていて、水道の元栓で水を出したり止めたりしてるとのこと。その「元栓はコチラ」の案内矢印。なんだかそんな矢印までもかっこよく見えてしまいます……。ちなみに右の写真の巨大なコンセントの上に乗っているのは、ピー・ウィー・ハーマンの頭（？）。Ｄさんが大ファン（だった）そうで……懐かしい。

右岸のデパート、プランタンやラファイエットのクリスマスのイルミネーションが始まるちょっと前から、左岸のデパート、ボン･マルシェの地下おもちゃ売り場で、クリスマスカタログを発見してました。日本に比べるとクリスマス商戦始まるのがフランスは遅いな～、なんて思っていたのですが…、年々少しずつ早まっているような気がします。このカタログ、マルク・ブタヴァンのイラストがたっぷりゴージャスな立派な作りで、かわいいシールまで付いてます。ほんとボン･マルシェ太っ腹（親会社がルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーだから？）。ここの食品館グラン・エピスリーの各イベントのカタログもおしゃれで、毎回いただいております。
ちなみに、私が気になったのはレゴのマインドストームシリーズの二足歩行ロボットGuard Bot。

パリの郊外ブローニュー・クーランクールの市役所でジャン･プルーヴェの展示があったので、行ってきました。彼の復刻版の家具を販売しているスイスのヴィトラ社が主催で行っていった巡回展。日本では2004年に神奈川県立近代美術館などで行われてましたが、やっとフランスにも回ってきたようです。会場は市役所の地下ロビーと地上階の吹き抜けのロビーで、無料。郊外と言う場所のせいか、来ているのは役所に用事がある人ばかりで、ひっそりとしてました。でも、期待以上にたくさんの作品が見れて満足です。その中で私が気になったのは、ひっくり返って展示されていた1951年ミラノ・トリエンナーレのために制作されたテーブル。天板から足にかけて覆われた真っ赤な金属部分とぽてっとした木の足にホレました。