古い劇場でPV
ジャーナルをちょっとごぶさたしている間に、さらに秋めいてきたパリ。そんな週末、毎年恒例のニュイ・ブランシュ(白夜or徹夜)という夜を通してのアートイベントに行ってきました。パリのいろんな公園、美術館、教会、通りなどでコンテポラリーアートが楽しめます。今年はメトロの14番線を中心に行われ、終点の13区オリンピアッドから周ったのですが、特にこれは!というものに出会えず。無難そうな、パリ市シャトレ劇場でのミシェル・ゴンドリーのプロジェクションへ。見れるのは今まで彼が作ったPVなので、ちょっと残念な感じなのですが、場所が1862年にできたクラシックな内装の素敵な劇場。それだけで満足してしまった私……。それにしてもこんなところで、PVを上映してもらえるなんてさすが。
十数分を楽しく過ごして、ロビーに出たら、ゴリラズで気になっていたジェイミー・ヒューレットの原画を見れました。これは、ニュイ・ブランシュのためではなく、現在公演されているミュージカルMonkey Journey to the West(西遊記)のためのもの。音楽はデーモン・アルバーン、ヴィジュアル・コンセプト、アニメーション、衣装はジェイミー・ヒューレット。動物もののミュージカルは苦手なので(着ぐるみなら大好きなのに……)、行く予定はありませんが、ちょっと気になります。