シーンと静まり返った７区のアパート。今、日本から来ている友人Hちゃんが、ここに短期滞在しているというので、普段は来る用のないシックな地域ということもあって、見に来させてもらいました。中庭も部屋の中も古めかしくて、ロングドレスの召使さん（イメージが乏しい……）が出てきそうな雰囲気。素敵です。ちなみに一本南側の通り（rue de Verneuil）にはセルジュ・ゲンズブールが住んだというアパートがあります。

昨日までちょっと涼しくなっていたのですが、今日はポカポカと心地よいピクニック日和。４才のお友だちKちゃんの誕生日ピクニックパーティーに行ってきました。今日は大統領選があるので、フランス国籍の方たちはみんな投票してからの参加です。日本では想像つかないぐらいの高投票率。直接大統領を投票できるというのも理由なのでしょうか？
プレゼントは青いギンガムチェックのヘアバンド。山のようにプレゼントをもらったKちゃんの頭に巻いた姿は見れず。似合うといいな～。持ち寄った食べものは山椒ちりめんを使った炊き込みご飯。簡単な割りにおいしくできました。が、Kちゃんには渋すぎたかも……。

時々街で走ってるのを見かけては、乗ってみたかったratpの50年代のバス。ちょうどサンジェルマン教会前の広場に停まってました。「わーい、乗れるかも～」と思ったら残念。満席とのことでした。5月4日から12日まで行われているサンジェルマン･ジャズ・フェスティバルの一つのプログラムで、ジャズの演奏を聴きながらバスでサンジェルマンを周れるというもの。来週の土曜日もやってるらしいので、時間があれば行ってみようかな。

いろんな展覧会の情報、美術館のメルマガに登録したりして、気にしてはいるつもりだけど、なかなかついていけてません。今、パリ市立現代美術館で行われているFISCHLI & WEISSの回顧展も、情報を得たのは今日なのに終了日は５月13日でした。見に行けるといいのだけれど。ヴィデオ、写真、インスタレーションなどと幅広く制作しているこの二人組みスイス人アーチスト。私が気になった作品は、パンダとネズミの着ぐるみの短編映画「Der Geringste Widerstand(The point of least resistance)」。内容は知らないのですが、シュールな画が気になります。彼らは他に、ピタゴラ装置を思わせるビデオをも作っていたようです(知らなかった……)。タイトルは Der Lauf Der Dinge(The Way Things Go)。

今回日本で飲むことの多かったそば茶。流行ってるんですかね？自分用のおみやげに買って来ました。この香ばしさがたまりません。てっきり日本のものだとばかり思っていたら、雲南省の韃靼そば茶というものでした。お茶請けはラム酒入りのバナナケーキ。

5月6日と言えば、フランスの大統領選の決選投票。気にはなりますが選挙権のない私。同じ日に行われる、小さなお友だちの４才の誕生日ピクニック･パーティーが気になります……。何をプレゼントしようかなと悩んでいたら、たまたま入ったスーパーMonoprix（モノプリ）でかわいいモノ見つけました。イラストレーター、100drine（サンドリンヌ）とモノプリのダブルネーム（というのかな？）シリーズ。Tシャツ、サンドレス、サロペットなどが揃ってます。お友だちにはギンガムチェックの小物を選びました。何を選んだかは日曜まで秘密。
サンドリンヌのサイトのNEWをクリックすると洋服が3つほど見れますが画像が暗いのが残念です。

先日行った大阪の地下鉄の長堀橋駅構内の壁に貼られていた矢印案内の数にビックリしましたが（4月26日参照）、パリのメトロのオペラ駅構内では上のポスターを発見。現在行われているオペラ駅の工事中の写真。これが貼られている意図はよく分からないけど、カッコいい。