大好きなフィリップ・ドゥクフレのダンス公演「Sombrero(右側のsombrero extrait vidéoをクリックすると映像が見れます)」が昨日から始まってました（また情報を手に入れるのが遅くなってしまった…）。昇天祭の祝日だったのだけど、雨のため蚤の市には行かず一日中家で過ごしていた私は、一歩も外に出ることなくチケットもゲット。なんて便利な世の中。明日のチケットを手に入れたため場所は後ろの端っこ。それもサイトでちゃんと確認できました。5月22日の公演にはClowns Sans Frontières（国境なきピエロ団）も特別に出演するとのこと。本当はこの日に行きたかったです……。

ここ数年気になっているのが、Stickers mureaux（壁スティッカーorステッカー?）。壁や窓などに貼ってインテリアとして楽しみます。一枚の絵になったものから、いろんな形のものを自分で好きなように並べて貼るものまでいろいろ。ウチは借家なので、抵抗があって使ったことないですが、なんだか楽しそう。そんな壁スティッカーのエクスポジションが昨日から始まりました。場所はLes Ateliers de Paris。ここは商業的なクリエイターや工芸家のためにパリ市が運営しているスペース。上左の写真を見て気づいた方もいるかもしれませんが、昔ジャン･ポール･ゴルチエの本社＆ショップだったビルです。今回この展覧会に参加したクリエイターは、Domestic、Exquise-Esquisse、Fleur de Kookyse、Gerard Parie、Tag&Wallなど。豪華な分厚いカタログを提供していたDomestic以外は、いかにも自分たちでプリントアウトしたような名刺やチラシで、がんばってました。
Les Ateliers de Paris
30 rue du Fg Saint-Antoine 75012 PARIS

フランス中南部リムーザン地方のFeytiatからやってきたなぞのダンスグループ。セーヌ川沿いで見つけました。女の人の衣装や、Biniou（ブルターニュ語でバグパイプのこと）らしき楽器からブルターニュ地方と判断したのですが、違ったようです……。BiniouはChabretteというリムーザン地方の楽器でした。
近くで見ている観客をリムーザンおじさんたちがしきりに踊りに誘おうとしているので、怖くて近寄れず。
もう少し若いお兄さんがいてもいいのに～と、おばさんっぽいことを考えてしまった自分も怖い……。楽しい踊りに音を提供するのは、厳かな3人組。
さて肝心のダンスは。。。

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急いで出かける準備をしていてつい洗面台に置いてしまった携帯電話。ちょっと手が触れて脇のトイレへシュートを決めてしまいました。
普通に動いているようだったけれど、すぐにタオルで拭いて、普段からとっても開きにくかったフタを開けるのにチャレンジ。けれどその間に水が奥までしみこんだらしく、とうとう動かなくなってしまいました。
その後は急いでいたのであきらめて外出。今度はうちのアパートを飛び出した途端、激しいにわか雨に遭遇。幸い傘は持っていたけれど、足早にメトロの入口へ。
帰りに寄った近所のパン屋メゾン・カイザーでは、並んでいて私の番が来たと思ったら、横からおばさんに堂々と抜かされ、「私の番なんですけど」と訴える。「あらそうなの～？知らなかった。じゃあ、あなたどうぞ！」と何食わぬ顔。抜かされても、抜かされなくても、どうせ２、３分の違いぐらいなんだけれど、どうにもこういう人が許せない。今日はどんよりくもりな日でした。
ちなみにパリの気温22度ではありません。なぜかあたかい我が家……？

先日時速574.80キロという世界記録を出したことで話題のフランス版新幹線TGV（テ・ジェ・ヴェ）の新型車両V150。そのお披露目船が近所のセーヌ川を通るというので、ちょっと足を運んでみました。予定時間5分前に到着したのに、30分経ってもやって来ない。まあフランスだし気長にもう少し待ってみようと思ったら、素朴な太鼓の楽団の演奏と共に予定とは反対の方角からやってきました。よくよく考えてみると、船は予定より早く通り過ぎていたようで、私が見たものはリターンして帰ってきていた船なのでした。さすが気合が入ってます!?

予報では今日の天気は微妙だったけれど、蚤の市に出かけてきました。雨が一瞬ぱらついたものの、なんとか持ちこたえてくれました。しかし手に入ったのはいくつかのレコード絵本と白クマのぬいぐるみのみ。
古いぬいぐるみや人形は買うのにちょっと躊躇してしまうのだけれど、白クマが好きなのとかなりきれいな状態だったので即決してしまいました。でも家に帰ったらすぐ日光浴（日光消毒!?）。毎回新入りさんチェックするビールの登場です。今回は全く興味なさそう（以前カバのゴム人形の耳を全部かじられてしまう事件があったので心配でしたが）。

おいしいのはもちろんだけれど、パッケージがフランスっぽくて素敵なラデュレ。ラデュレといえばのマカロンを、お友だちのHちゃんからいただきました。トランプ柄の箱に入っていてとってもかわいい。Hちゃんに聞いたところ、ラデュレのマカロンの箱はいろいろとあって月ごとに新しいものも出るらしい。知らなかった……。私はペールグリーンの箱にしか入れてもらったことないな～と思っていたら、12個以上買わないと箱は選べないそう。そういえばいつも6個入りとかしか買ってなかった……。
今回気になったお味はレグリス（甘草の根）、いったいどうやってこうなったのだろう？というような真っ黒な外観。おそるおそる食べてみると、上品でとってもおいしかったです。

フランス人が好きなもの、それは無料のイベント。といいつつ私も大好きです……。イベントが楽しいのはもちろんですが、それに集まった人を見るのがなんだか楽しい。本当にこのイベントに興味あるのかな？って人や、絶対にこのイベントをねらってやって来た人、たまたま通りかかった人などさまざまな人が集まってくるのです。年齢もバラバラで、私はその偏ってなさが好きです。来週の5月19日（土）はNuit des muséesというイベントがあります。18時から0時までパリ市立のいくつかの美術館に無料で入れます。私は、ファッション・デザイナーカステルバジャックのGallierock展をやっているガリエラ装飾美術館に行きたいです。でも、すでに予定が入っているので行けるかは不明。もし行けたとしても、行列が長すぎで入れないかもしれませんが……。Gallierock展に興味を持った方、マイ・スペースにこんなページもありました。

ちょっと言うのが恥ずかしいけれど、毎週Nouvelle Starというスター誕生番組を見てます。気になるのは選ばれた歌手希望の子たちよりも他のスタッフ。コメディアンばりのおかしさで番組の舞台裏をかけぬけるRedacteur en chef（ディレクターのことだと思うのですが…）のJérôme Pitorin。そして司会のVirginie Efira。以前から、彼女のあどけない丸顔で一生懸命な仕事ぶりに好感を持っていました。この番組で人気を得たからか、今週の土曜日から彼女自身が主演するという（つまりヴィルジニ・エフィラとして）ドラマOff Primeも始まるそうです。

ふと思いついて、初めてベーグルを作ってみました。いつもは冷凍食品専門スーパーPicardで購入しています。他のスーパーで見つけたものはどれもパサパサしているので、今のところパリで一番おいしいです。
あまりにも久しぶりすぎで、パンをこねる作業がこんなに楽しいこと、すっかり忘れてました。材料を合わせた生地を作業台にガンガン叩きつけ、手の腹でもうこれ以上延ばせないぐらい引き延ばし、すっかりストレス解消できました。って、別にストレス溜まってなかったはず……。
さて出来上がりですが、あまりにもなお姿でここには公開できません。発酵の仕方をもう少し勉強しないとだめなようです。でもそれなりにおいしかったです。