19時55分から20時。普段ならパソコンでインターネットラジオを聴きながら、電気コンロで夕飯を準備している時間。もちろん電気の暖房をつけて、居間とキッチンのライトもつけてます。
フランスのアソシエーションAlliance pour la Planèteが、2月1日の19時55分から20時の5分間、みんなで電気を消しましょうという提案をしました。
翌日の2月2日パリで、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新報告が行われるということで、これに合わせて気候変動の問題について関心を持ってもらうための行動のようです。
私はこの5分間、この情報を教えてくれた友人の家で電気を消して過ごす予定。エッフェル塔も明かりを消すそうです。この行動が何かのきっかけになるといいな。

年末にイタリア人の友人Lさんからクリスマスカードが届きました。ウチのすぐ近所に住んでいてたLさん、パリに来て何も分からない私にホントよくしてくれました。私の片言の仏語もなぜか、彼女にだけはスムーズに伝わったものです。そんな彼女も今はイタリアのトスカーナ地方に戻って、数年音信不通となってました。
クリスマスカードのお礼と私の近況も伝えるため、「アッチュム！フランスのかわいい古書を探しに」を送りました。すると今回こんなかわいいイラスト付のお手紙をくれたのです。私の想像をはるかに超えるくらい喜んでくれたようです。ちなみに手紙の中のオレンジ枠の中の文字は、「Enfin Je l’adore ! つまり、私はこの本が大好き！」。彼女の愛猫オクティも「Moi,aussi je l’aime 僕もこの本が好き」と言ってくれてます。今年こそ二人（一人＋一匹？）に会いに行きたいな。
右の画像はこの手紙の封筒の宛名部分。窓口で貼ってもらえる切手に替わるシールの柄がQRコードに似てるのが気になります。

「アッチュム！フランスのかわいい古書を探しに」発行を記念して、リブロ渋谷店さんで古書フェアを開催していただいております。本たちを日本に送り込み、私はパリでお留守番。様子はどうかな？喜んで手にとって見てもらえてるかな？とドキドキ。
日本にいたとき、渋谷に行くとかならずのぞいていたリブロ渋谷店さん。そんなところでフェアをやっていただけるなんて、なんだか不思議な感じです。
この写真はリブロのHさんによるものです。ありがとうございます！

リュクサンブール公園からオデオンに向かう途中の道で、ショーウィンドウの中に目を見張るような巨大なトナカイがいました（もちろん本物ではないけれど）。覗き込んだまま微動だにしない女の子と男の子も発見。その気持ち分かるな～。と近寄ってみると、ディスプレイ用のマネキンの子たちでした。パリに来て初めて感動したショーウィンドウが子供服のBonpointのもの。いまだに新鮮さとワクワク感を与えてくれるのには脱帽です。

友人Ｊさんに誘われて、１、2年ぶりにダンスの舞台を見に行ってきました。まずはＪさんちに寄って腹ごしらえ。家に着くと、Ｊさんの娘Ｃちゃんが赤ちゃんを連れて来ていました。生後１０日で地下鉄に乗ってきたというのにびっくり。こちらの方はすぐに外出するようですね。そういえば、別の友人が生まれて６日の赤ちゃんをウチに連れて来たこともありました。その時は近所だったので歩いてきたようですが。大丈夫なんですね～。
いきなり４０才前半のＪさんはメメ(おばあちゃん)に、Ｃちゃんの弟の１１才のＡ君はトントン（おじちゃん）になってしまいました。でも二人ともまんざらでもなさそう。
今晩見たのは、パリ市立劇場のles ABBESSESでのKoen Augustijnen＆C. de la B.のImport/Exportという作品。最初はちょっと暴力的なのかなとも思ったけれど、コミカルな展開もあり、見ごたえのあるダンスが楽しめました。

ノエルや新年のお祭り気分もおさまって、ソルド（バーゲン）も落ち着くと、気になるのはバレンタイン切手。今年のはどんなかな～と思う季節です。っと思ったら、ソルドの前にもう発売されておりました。
今年はジバンシーのデザイン、無地の背景にアールヌーボー調に線画で描かれたハートが素敵です。
最近残念なのが、ほとんどの切手が”0.54€”（20グラムまでのフランス国内郵便料金）表示から、”LETTRE 20g”表示になったこと。これだと仏国内でしか使えないのです。切手は集めるより使うほうが好きで日本向けに送ることが多い私、ちょっと寂しいです……。

ディズニー展のチケットはいろんな柄があり、私はこんなのが当たりました。子どもだったら、泣きそうな柄です。
これで思い出したのが、二十数年前の子ども会のクリスマス。楽しみにしていたプレゼント交換会で私に当たったのは、チューブ入り歯みがき。あまりにも悲しくて包装紙にぐしゃぐしゃと包み直し、他の友だちに見せれませんでした。かなり落ち込んだのを覚えています。
このチケットで落ち込む子がいませんように。ちなみに大人な私は結構気に入ってます……。

15日に終了してしまうので、あせって行ってきました。ディズニースタジオのアート展。題して「むかしむかしあるところにウォルト・ディズニーがおりました」。
初期のアニメいいですね。動きがしなやかで美しいです。なかでも特に目が釘付けになったのは、メアリー・ブレアの原画。「I can fly」や「Baby’s house」の絵本でご存知の方もいると思います。右下の画像は今回買ったポストカード。もちろん彼女のイラストです。どのお話かは分かりますよね？
このポストカードを2枚買っただけなのに、右上の立派なディズニー展オリジナルの紙袋に入れてもらえました。2007年もなんだか好調なスタート！……？

パリにいるとなかなかお正月気分は味わえないのだけれど、お雑煮やお餅などお正月っぽい食事をして毎年楽しんでいます。元旦はTさん宅に訪問しました。お正月風な料理を食べ、私がお土産に持っていったGâteaux à la Broche（日本ではガトー・ピレネーという名前が主流？）を食べました。ツリーの形をしたノエルっぽいお菓子なのですが、ノエルやお正月に食べるかは不明です……。
左上は福岡のお友だちキムラヒロコちゃんが送ってくれた写真。「アッチュム！フランスのかわいい古書を探しに」が発売されて１ヶ月。本屋さんで平積みされてるところを撮ってくれたのです。
遅くなりましたが、みなさまにとって２００７年がよい年になりますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします！