あんまりお酒に興味がないせいか、昨日がボジョレー・ヌーボー解禁日というのに全く気づきませんでした。といいながら、毎年味見だけはしている私……。今年は、先月から３年ぶりに通いだしたパリ市のフランス語講座の教室で、一日遅れでいただきました。先生の提案で、ワインにくわしいクラスメイトがおいしいボジョレーをお見立てしてくれ、あてはスナック菓子。もちろん試飲の前には、ワインの味を表現するボキャブラリーのお勉強も。でも確か、教室で飲食は禁止だったような、ましてアルコールなんて……？

フランスのアーチスト、フィリップ・カトリーヌ。Mes Mauvaises FrequentationsやLes Mariages Chinoisのアルバムが好きでよく聴いていました。心地よい音と声、ちょっとユーモラスな内容。
そんな彼が去年に出したアルバムRobots apres tout。今までと雰囲気の違うダンスミュージック。アルバム・カバーの衣装は、ピンクのピタピタのトップに白いショートパンツ、そしてシルバーのヒールのある靴！ずっと気にはなっていたんです。
昨晩、彼が国営フランス４の音楽番組に出てきてビックリ！黒のピタピタのボトムに上は素肌（もちろん胸はモジャモジャ）。その上に透け透けの豹柄のローブを羽織ってます。薄めの頭にはモジャモジャヘア。すごいことになってました。でも、たぶんこれは彼の狙いだと思うのですが……。

６日に届くはずだった荷物は、二日遅れでなんとか届きました。今まで郵便局のＥＭＳ便の引受け先のクロノポストには泣かされてきたけれど、業者が違ってもあまり変わらないことがよくわかったような……。
肝心の出力された紙。想像以上の素敵な写真とデザインにびっくり。もうすぐこれが本になると思うと感慨もひとしおです。

アッチュムのフランスのかわいい古書をご紹介する本の制作も終盤を迎えています。そして今日は出力された紙が日本から届くということで、朝から待機していました。
昼を過ぎ、午後のフランス語の教室も休み、そして日はいつのまにか暮れて真っ暗に。おかしいなと思いながらも、お客様への本の発送があったので、あきらめて郵便局へ。アパートに戻ってきてびっくり！アパートの道に面した扉に、不在連絡票がペタリと貼られているではないですか。書かれた時間は朝の11時！恥ずかしい～。しかも私の名前がMATIになってるし……。私の一日は何だったのでしょう？
普通フランスではコード番号を押さないと建物に入れないので、郵便局以外の業者から荷物が届けられるときは、まずコード確認の電話があるはずなのです……。やっぱり建物のコード番号を書いてもらうべきだったのかなと後悔。でも以前、母がこちらに荷物を送ってくるときに、コード番号を書くように伝えたところ、その荷物だけが日本へ戻ってしまったのでした。それ以来コード番号は書かないようにしたのです。うーん、迷うところ。ダメもとで次回はコード番号書いてもらいます。

ADSLのプロバイダー、ウチで使っているのはイタリアテレコム系のアリス・テレコム。今日そこから無料でデジタル放送を受信できるデコーダーが送られてきました。いくつか見れない局もあるものの２０局くらいと前よりかなり増えました。結局今晩選んだのはフランス・ドイツ共同の国営テレビ局「ARTE」アルテ。デジタルじゃなくても普通に見れる局です……。
ポール・マッカートニー特集がやっていたので、つい。今年彼は64才。ということで、タイトルはズバリ When I’m 64 。彼が書いたビートルズの曲です。1963年の映画「ハード・デイズ・ナイト」とアビー・ロード・スタジオでのポール・マッカートニーの2005年のライブを放映していました。1963年と2005年のポール・マッカートニー。長い時間の流れを感じずにはいれませんでした。アルテのサイトはコチラ→
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